フレームワーク
以前、「MBAはレベルが低い」でも少しふれたが、フレームワークについて少しコメントしようと思う。
http://mbashoshadojo.hatenablog.com/entry/2016/09/10/071748
MBA受験を目指している後輩と以下のようなやりとりをした。
後輩:「MBAでフレームワークを勉強できるっていうけど、本はたくさんでてるし、意味あるんですか?」
私:「まぁ、実際習うのも、極端にいえば3Cと4PとSWOTぐらいだからね。」
後輩:「それぐらいだったら、うちの会社の人だったら、みんな知ってますよ。」
私:「実際、そうなんだよね。じゃ、そのフレームワークを使って、戦略を立てる人ってどれぐらいいる?」
後輩:「。。。。。。あんまりいないですね。」
私:「MBAにいくと、正解かどうかは別にして、戦略を自分で立案できるようになれるよ」
後輩:「なるほど」
そうなんです、フレームワークという知識だけなら、5分で習得できるものを、MBAではケースをつかって、1000本ノック(HBS、Darden、IESE等のケースの学校に行くと、実際これに近い数のケースをやります。)をやり、体になじませることができるのが、まさにMBAの価値になります。更にいうと、フレームワークを意識せず、あてはめなんてしなくていいぐらい、刷り込まれます。まさにイチローとかのプロスポーツと同じ原理ですね。