昔の商社マン
今日はナレッジというより、思い出話。
私が総合商社に入社したのは早20数年前。その頃は、まだまだトレード全盛で、且つ、今とことなり超ブラック企業で、12時まで仕事して、そこから飲みに行ったりしてました。 とにかく、拘束時間が長ったですね。人間力を鍛えるぞって、月曜日に朝3時まで飲んで、そこからボーリングに行き、そのまま出社みたいこともしてました。 今はそんなこともなくなり、すっかりホワイトないい会社になりました。
トレード全盛のころは、人間力の塊みたいな人もたくさんいて、隣で会話をよく、聞いていると、「すいません。おっしゃるとおりです。」しか言ってないのに、最後はメーカーの人に、気持ちよくなってもらう、職人芸も持っている人。酔っぱらうと、メニューの写真の刺身を食べようと、はしで一生懸命つまもうとする人(ちなみにその方は、屏風のトラのエピソードに似ているということで、”一休さん”と呼ばれてました。)。英語が全然できないのに、one please(”ひとつよろしく”と言いたかったらしい)と商談の最後に言う人。懐かしいですね。
投資が中心になり、少し賢くなった商社マン。でも、戦コンとかIBほどは賢くないんだから、やっぱり先人にならい、人間力はやっぱり高くないといけませんね。