MBA x 総合商社道場

MBAと総合商社の事業投資をメインの話題にしたブログです。

マルチプルとDCF

Valuationをするときに大事なのは、数字の意味を考えるということ。

たとえば、本を見ながらエクセルをつくり、DCFで100億円と算出する。一方、EBITDAマルチプルでも、これも株価をひっぱってきて、60億円と評価する。そして、今回の買い物は、80億円だからレンジに入ってますという。

 

でもこれではダメ。大事なのは上記の例でいえば、じゃーなんでDCFとマルチプルで40億円も評価が違うのかを考えないとダメ。TV算出の際に使う永久成長率が高すぎとか、マルチプルの算出にしようした株価が異常値を使っていたとか。こういったことを考えると数字の間違い気がついたり、適性価格が何かが分かるようになったりする。

電卓、エクセル叩いて、計算したらこうなります。「なんで、DCFとマルチプルに差があるんでしょうね?」とか言っているようではだめです。