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MBA x 総合商社道場

MBAと総合商社の事業投資をメインの話題にしたブログです。

類似企業は何社必要か?  

 β(ベータ)を算出するのに使う類似企業は、数学的には数が多ければ多いほどよい。

  マッキンゼーの「企業価値評価」を引用すると「有利子負債のない場合の業界βが同じ分布から算出されるなら、業界平均の標準偏差は、β分布の変動率を、データ数の平方根で割った商に等しい。従って、業界βの標準偏差は、βのサンプル数が増えるに従って小さくなる」とのこと。

 

通常は、Capital IQの業種コード等を使って類似を絞りこむが、当然ながら、“類似”性の高い企業を選ばないとデータが不正確になるので、何でもいいわけではない。一方、いくら類似でも2,3社だとデータに偏りが出る為、少なくとも5社は必要と言われる。実務では、類似している会社が2,3社しかない場合は、近い業態まで対象を広げてみて、最低5社集める。(たとえば、対象が電力会社なら、ターゲットをガス等のユーティリティーに広げてみる)

 

因みに、類似会社の選び方には幅があるので、Valuationの調整に使いやすいアイテム(advisorの腕の見せ所)