MBA x 総合商社道場

MBAと総合商社の事業投資をメインの話題にしたブログです。

なんでサラリーマンはやる気のないオヤジなるのか?

MBAの時にならったのモチベーションの源泉。

 

1.報酬(含む出世)

2.自己成長

3.他人への貢献

 

総合商社を含む終身雇用の会社は、早ければ30代、どんなに遅くとも50歳にはその人がどこまで階段を登れるか、勝負がつきます。若い時は出世やスキルを身に着けたい(自己成長)というわかりやすいニンジンがあり容易にがんばれます。一方、40-50になると、役員になるごくごく一部の人材を除き、天井にぶち当たり、また転職マーケットも実質的に閉じます(そうなると自分に投資してスキルを身に着けるモチベーションがなくなります)。 おまけに、年下だったり、なんでこいつがという人が出世して、自分の上司になったりします。(男の嫉妬は女性よりもタチが悪いことは有名です)

そうすると、残るモチベーションは、生きている限り、損得なしで成長したいという人としてのまじめさ、また金とかじゃなくて、誰かの役に立ちたいんだという利他の精神がサラリーマンの50代のモチベーションをささえることになります。何の得にもならないことをする、いい意味でバカなひとです。

サラリーマンとして、私もこういう人を目指さないとといつも思ってます。かっこよくいえば、プロとしての誇りですかね。