DDリストってなんでこんな長いのと思ったら読む DD リストは削っていいか?
Due Diligence(DD)の際に弁護士、会計士がSellerに開示を要求するリストを作成するが、通常100項目以上に亘る。これを見たBさんは、「こんなのSellerに出したら怒ってしまうよ、大体数が多すぎるし、会計士と弁護士のリストは重複してるし、且つ、メーカーでもないのに環境関連や、やってもいないデリバティブも要求資料に入ってる。我々(買い手)でリストを1本化し、不要な質問も削除しよう」とのコメント。
これに対する回答は、弁護士・会計士そのまま投げればいい。
まず、Buyerで不要な質問を削ってはいけない。Not applicable(非該当)や「ない」という回答も立派なDD。あとからもし見つかれば表明保証違反でクレームできる。
こっちで勝手に判断してはいけない。
重複するリストを一本化するのことに実害はないが、M&Aでは弁護士・会計士のリストをそのまま放り込むのがPractice。あれこれ考えずにしれっと送ればよい。忙しいし。