TVは最終年度のFree Cash Flow(FCF)÷(WACC▲成長率)。超基本となるが、TV算出に使用するFCFのベースとなる減価償却と設備投資を均衡させなければならない。
事業計画は、事業が安定する年度まで作成するのが基本。よって、事業が成長段階を終え、Capaxも基本既存のメンテになっている前提なので、Capexと減価償却は均衡させて、FCFへの影響を出ないようにする。よくある間違いとしては、Capexが少ない最終年度の数字を使ってしまうこと。この場合、Capexより減価償却が多くなり、FCFを多めに見てしまい高値掴みとなる。
超基本だが、押さえておきたい。