MBA x 総合商社道場

MBAと総合商社の事業投資をメインの話題にしたブログです。

まずやることを決め、走りながら考える

スピードの時代、まずは初めて、走りながら考えるのが求められるのは頭では分かっていたが、最近改めてそう感じるエピソード。

 

今、アメリカの学校では、コロナで通学ができないので、ZOOMやgoogle class roomを使ったEラーニングを使い、カリキュラム通り進めている。準備は10日ぐらい、最初はZoomにアクセスできなかったり、途中からセキュリティーのためパスワードが導入されたりと混乱があったものの、徐々に慣れてブラッシュアップし続けている。PCがない人は、学校のものものを貸与したり、他の家で余っているipadを融通したりしているようです。

一方、日本の状況はご存知の通り。挙句に9月入学とか言い出したり。今後、Pros /Consを整理し、システムを立ち上げ、準備の上立ち上げても、失われた時間は戻るわけではないし、既に数か月Try&Errorを重ねたアメリカのものには勝てないでしょう。

あらためて思うのは、少なくても、その方向に行くのがほぼ確実(今回でいうとEラーニング)なら、とりあえず、始めるのが大切なんだと痛感しました。もちろん、混乱・失敗するのは確実なのですが、やらないよりはマシなのは明白です。最初に、「最初の2,3か月は混乱します。あらかじめご了承ください。でもきちんと立ち上げ、すばらしいものにします。」と言えばいいだけなのだ。

「失敗してもやらないよりはマシ」というのは、”失敗”する以上、サラリーマンの世界では中々難しいのですが、今回の事例のように、まずは始めてしまった方が絶対いいよねっというものは意を決してやらないといけませんね。