MBAの教授が必読と言っていたマキャベリ 君主論
私のMBAのイギリス人の教授が、「君たちが将来企業のトップを目指すなら、絶対に君主論を読みなさい。僅か、数ドルのこの本は、あなたに転ばぬ先のつえをたくさん与えてくれるのだから。」と言っていた。因みに、君主論ももちろんいいが、塩野七生の「マキャベリ語録」が、時代の背景知識も不要で、気軽に読めるので、お勧め。
- 人は心中に巣くう嫉妬心によって、褒めるよりもけなす方を好むものである。
- 私は断言してもよいが、中立に保つことは、あまり有効な選択ではないと思う。
- 君主たる者、もしも偉大なことをなしたいと思うならが、人をたぶらかす技、つまり権謀術数を習得する必要がある。
- 一度でも徹底的に侮辱したり、手ひどい仕打ちを与えたことのある者を、重要な任務につかせてはならない。
- 武装せる預言者は、みな勝利を収め、非武装のままの預言者は、みな滅びる。
- 相手をどんなことにしろ絶望に追い込むようなことは、思慮のある人のやることではない。
等など、マキャベリらしい語録がいっぱいです。